台湾はおいしかった!

台湾故事館は二回目だけど、何度でも楽しい。
http://www.tabitabi-taipei.com/topics/20060327/
日本支配時代のタバコの数々(「高砂族」むけの商品などもある)、「・・・一億、火の玉」なんとかという戦時スローガンが印刷されているマッチ、大陸との戦時体制期の空襲の際の注意書きのポスター、中国の?「金色夜叉」翻案映画のポスター。


EVA航空の機内食が、Hello Kittyのかまぼこ(あれって、もともとは、金太郎飴式にキティなんだろうなぁ。斜めに切ってみたい)とか、ソーセージにキティの焼印が捺してあって、キティが「おいしいよ〜」と言っているとかいうのには、やや慣れた、が、しかし、桃園空港のEVA搭乗ラウンジが、すべてキティでまとめてあったのには、さすがにぶっとんだぞ!台北在住の友人によれば、EVA航空のオーナーは、キティちゃんととっても結びつかないようなごついおっさん、だとか。見た目で差別してはいかん!

ではなくて、ゴスね。
帰ってきてから、論文で行き詰っているというMさんとバカ話していたら、この展覧会の話になりました。

「ゴス 逸脱するリアリティ」
http://www.yaf.or.jp/yma/pdf/071029_release.pdf
12月23日のトークの、イングリット・ムアンギさんが、ぶきかわで面白げでMさんお勧めなので、行ってきま〜す。
あれ、高山御大のトークもある?

Merchants and Marvels

Merchants and Marvels

Mさんと私は「ゲテモノ」友で、上の本のことで盛り上がっている。初期近代の、香具師の跋扈する、あやし〜いコレクターの世界、大好き!上の本の編者Paula Findlenの、私、大ファンです。

Paula Findlenには、訳のあるものとしては

自然の占有―ミュージアム、蒐集、そして初期近代イタリアの科学文化

自然の占有―ミュージアム、蒐集、そして初期近代イタリアの科学文化

あ、ありなで、伊藤博明さんの訳だ、すばらしい!

Athanasius Kircher

Athanasius Kircher

上の本ですごかったのは、キルヒャーの弟子が南アメリカにいて、イエズス会の尼さんで・・・ってとこ。キルヒャーてと、ヨーロッパ中心か、逆に中国への興味の文脈で語られることが多かったと思うけど、そうだよね〜、イエズス会イスパニアとともに、南アメリカにも広がっていたわけで。

やらなくちゃなぁと思いながら放置していることにひとつ、アニメのロミオ×ジュリエットのファンサイトの整理整頓。
http://brianandrew.wordpress.com/2007/12/06/romeo-x-juliet-episode-24finale/
は、このアニメ版を高く評価しています。

×をなんと読むか、とか、誰と誰のカップリングがとか、英語圏でもけっこう話題になっているようだ。